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「♪ほじょけんって知ってる? 盲導犬は 目の見えない人をサポートするんだ」

2019/02/08



障害のある人をサポートする「補助犬」を知ってもらおうと、歌でその活動を紹介している男性がいる。3月には手話ソングを発売する。講演なども各地で開かれる予定だ。

 「♪ほじょけんって知ってる? 盲導犬は 目の見えない人をサポートするんだ」

 1月末、横浜市中区で開かれた講演会で、安藤一成(かずなり)さん(24)が手話とともに自作の歌「ほじょ犬って知ってる?」を披露した。歌詞は盲導犬、聴導犬、介助犬の仕事を紹介する内容。「でも(盲導犬は)信号の色がわからない」など、あえて犬の「できないこと」も盛り込み、周囲の人が手助けすべき場面も伝える。

 一成さんの母、美紀さん(49)は、生まれつき耳が聞こえない。一成さんは幼い頃から電話やドアのチャイムが鳴っていることなどを母に教えていたが、中学生だった10年ほど前、美紀さんが、生活する上で大事な音を知らせてくれる聴導犬を迎えた。犬嫌いだった一成さんは「え? 怖い」と思ったが、やって来たレオンは、自らそばに来てそっと手をなめてくれる優しい犬だった。

 だが、美紀さんがレオンと一緒に外出すると、レストランなどでしばしば入店を断られた。一方、頼み込んで入店したのに、帰る頃には店員が犬と一緒に写真を撮るほど仲良くなってもらえることもあった。「一度出会えばわかってもらえる」。そんな思いを込めて作ったのがこの歌だ。

 NPO法人「MAMIE(マミー)」(大阪市)の代表として聴導犬を広める美紀さんの講演活動に、2年前から参加。美紀さんが「聞こえない」生活や聴導犬の特徴を語り、一成さんが歌を歌う。

 歌の「振り付け」として覚えただけだった手話も、講演するうちに興味が増し、今年1月末までの1年近くは大阪の実家から横浜市戸塚区に移り住み、東京などで手話や手話パフォーマンスを学んできた。

 3月には、「ほじょ犬って知ってる?」のCDと、歌を手話で「聞く」ことができるDVDを発売する。「歌を通して、障害のある人、ない人の間の壁をなくせたら」。同月12日には東京都千代田区で行われるコンサート「耳フェス」で手話ソングを披露する予定。

 品川キャンパスでは生徒達みんなが払ってくれたコピー代を日本盲導犬協会に寄付をさせて頂きました!盲導犬も本当に賢くて、立派ですよね!!もっと補助犬の普及を少しでも支援して行きたいですね!

 

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