ゲノム編集食品 今夏にも流通へ

2019/04/04


生き物の遺伝情報を効率よく変えられる「ゲノム編集」を使った食品について、厚生労働省の調査部会は18日、外部から加えた遺伝子が残っておらず、加えた変化も自然界でも起こりうるようなものなら、遺伝子組み換えに当たらないとする報告書を了承しました。安全性審査も対象外とする。食品の品目や開発方法の国への届け出は、法的には義務づけないこととしました。

 



まず、『遺伝子組み換え』とは・・?
遺伝子組み換えは、農薬や病気に強い性質を与える目的などで、別の生物から取り出した遺伝子を農作物に取り込ませるものです。遺伝子組み換えを使った食品は、安全性審査が義務づけられています。
つまり、農作物を病気が病気にならないようにするために、受精卵の段階で、他の生物の遺伝子(病気に強い遺伝子)を組み込む技術のことです。当然ながら、人間が無理やりキメラ状態にしているのだから、人体に影響がないか審査する必要がありますね。

では、『ゲノム編集』とは・・?
近年登場したゲノム編集は、遺伝子を狙い通りに壊したり、働き方を弱めたりできるそうです。変化を加えるために酵素の遺伝子などを一時的に加えるが、後で取り除くことができるそうです。
つまり、遺伝子組み換えでは、取り除けなかった別生物の遺伝子を狙い撃ちして無効化できる技術ということですね。


昨今、スマホなど情報を得るためのツールがかなり発達してきました。にもかかわらず、先入観やイメージで物事を判断することが多すぎます。遺伝子組み換えなど、言葉的にDNAをいじるのか!?みたいにあまり良いイメージがありませんね。
情報は、良いように言い換えられることもあります。年金とか、お金に関する説明はかなりわかりにくくして消費者が『わかんないけどいいや』みたいな感じに誘導しようとしてきます。
かのドラゴン桜の桜木先生はこう言いました。『勉強しないとおまえら、一生負け続けるぞ』

みなさんも、表面だけで物事を判断するのではなく、自分で調べて納得してから物事を判断しましょうね。

そうしないと…・『お前ら一生負け続けるぞ!』(byドラゴン櫻、桜木先生)


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