デジタル教科書が解禁!

2019/04/18

「教科書と言えば、紙でできているに決っている」
――
そのような常識が変わるかもしれません。
2019
4月からデジタル教科書が全国の学校の授業で使えるようになります。デジタル教科書とは、タブレット端末やコンピュータなどに教科書を収めたものです。デジタル教科書が使えるようになるということは、つまり、教科書は「紙」から「タブレットやコンピュータ」に変わっていく可能性があるということです。
タブレット端末なら、すべての教科書のデータが1つのタブレットに入ってしまいます。キーワード検索で調べたい言葉がすぐに見つけることもできます。
このように、教科書がデジタル教科書へと進化していくことには、驚きを隠せません。
実際に使ってみた生徒の声もあるようです。


(以下、2019331日朝日新聞デジタルから引用)
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 佐賀県
は学習用コンピューター1台あたりの児童生徒数が1・8人と、全国で最も普及が進んでいる。同県武雄市は17年10月から東洋大や教科書会社と連携し、公立の小中学校でデジタル教科書の実証研究を行ってきた。

 対象となっているのは、小4の国語・算数と中1の国語・数学。「デジタルと紙の教科書のどちらが使いやすいか」をアンケートしたところ、各教科とも6~7割の子どもがデジタル教科書を選んだ。理由としては「図形を動かして考えられる」「自分の考えを共有できる」などが挙がった。一方、紙の教科書についても「ページを開きやすい」「大事なことが書き残せる」という声があった。

 「デジタル教科書の方が使いやすい」と答えた子どもは、「授業がとてもわかる」「少しわかる」と答える割合が高く、グループでの話し合いなどの協働学習についても、「他人の考え方がわかるようになった」と感じている子どもが多かった。市教委は「子どもの興味関心を引き出し、授業への意欲を高めるなど、一定の効果がみられる」と話す。

 ただ、4月から全面導入の予定はなく、当面は実証研究を続ける。「低学年の子どもたちが使いこなせるかなど、全ての学年や教科で必要とされるのか検討したい」が理由という。

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このようにデジタル教科書が解禁するとのことですが、品川キャンパスがサポートしている鹿島学園でも、デジタル化を進めています。昨年から生徒一人一人が専用のタブレットを持ち、書きこんで、提出します。デジタル化のメリットとして、「早い」「現物のデータ化」「紙資源を使わない」などが挙げられますが、一言で言うと「無駄が少ない」とも言えます。今後、全国で広がっていくことが期待されますね。 

 

 

 

 


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