列車に乗って高校最後の思い出作り

2020/02/13


この時期になると卒業、進級が目前となり、高校生活を振り返ったり残りの高校生活をどのように過ごすかなど、話題になることも多いかと思います。

近年では卒業旅行や卒業遠足を企画、サポートしてくれる旅行会社のプランもよく目にします。

そんな中、熊本県の鉄道会社が、高校3年生を招待して卒業列車を運行したというニュースがありました。

(以下、2020年2月13日朝日新聞デジタルより引用)
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南阿蘇鉄道(本社・熊本県高森町)は12日、高森高校3年生を招待した卒業列車を運行した。生徒は沿線の風景を眺めたり、友達と語り合ったりして高校最後の思い出を作った。

卒業列車は同鉄道が毎年運行しており、今年で11回目。2016年4月の熊本地震の前は高森―立野を往復し、地震後も部分運行区間の高森―中松間で続けている。熊本地震の翌年に入学した今の3年生は、鉄道での通学の経験はない。今年は39人の生徒が乗車。振る舞われたぜんざいを食べながら、クイズなどを楽しんだ。

出発前に後藤優々美さん(18)が生徒を代表して「全線復旧に向けていろいろな取り組みをしている南鉄は今までも、これからも私たちの支えです」とあいさつした。高森町の実家の畜産業を継ぐため、春から県立農業大学校に進学する岡本裕斗さん(18)は「地元に戻り、全線復旧した南鉄を見るのが楽しみ。今日はいい思い出になるよう、皆で楽しみたい」と話していた。(後藤たづ子)
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慣れ親しんだ景色を見ながら友達と列車で語り合ったという思い出は、大人になっても心の中に残り続けるでしょうね。 みなさんも、今しかできないかけがえのない思い出を高校生活の中で作っていってくださいね。

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