弘前高校書道部、巨大な「世界平和」を奉納揮毫

2020/10/01




現在、世界中が政治問題・国際問題・新型コロナウイルスなどに頭を悩ませていますが、
先日9月21日は、国際連合が定めた「国際平和デー」でした。

当日、青森では、書道部の高校生や書道教室に通う子供たちが平和を願い、
大筆で力作を作りあげたとのニュースがありました。

この激動の世界情勢の中、一体どんな想いで半紙に向き合ったのでしょうか?

(朝日デジタル新聞2020年9月22日の記事より抜粋)

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 弘前高の5人は、縦約4メートル、横約5メートルの巨大な半紙に「世界平和」の文字を力いっぱい書き、七色の絵の具を吹きかけて色鮮やかな作品に仕上げた。部長の中村結生さん(2年)は、「コロナの中で世界中の人の沈んだ気持ちを晴れやかにしようと色をたくさん使った。見た方を元気づけられるようにと思って書いた」と話した。

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縦約4メートル、横約5メートルという巨大なサイズにも驚きですが、
何よりも部長の中村さんの意志が素晴らしいですね。
また、七色の絵の具を吹きかけるというのも、大変な美意識を感じました。

今の世の中において、様々なアーティストが「こんな世の中でも、人々を元気にしたい」という想いのもと、
色々な試みで作品を発表していますが、
高校生でも、小学生でも、大人でも、表現者が人々を想う気持ちは、時代も年代も関係ないのかもしれません。

 

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