イチローが高校生の臨時コーチに

2020/12/17


プロ野球や大リーグで活躍し、昨年現役を引退したイチローさんが12月2日からの3日間、高校野球の強豪、智弁和歌山高校で「臨時コーチ」として選手を指導したというニュースがありました。
イチローさんの指導とは、どのようなものだったのでしょうか。

(以下は朝日新聞デジタル2020年12月4日の記事より抜粋)
-------------------

「3日間で一つの指導」ととらえるイチローさんは1日目は静観し、2日目は助言を送った。そして、3日目。引退後もトレーニングを続けているイチローさんは練習に加わって選手と一緒に体を動かした。

(中略)

フリー打撃ではバットを握り、日米通算で4367安打を積み上げたスイングを披露。全体練習後は選手一人ひとりに自主練習のメニューを作成させ、「考える」ことの大切さを説いた。最後は選手から花束を受け取り、「僕が伝えられることはこの3日間で伝えた。期待しています。がんばって」とあいさつした。

-------------------

助言を送ることだけではなく「考える」ことの大切さをイチローさんが伝えるというのは、きっと自分で様々なことを考えて積み重ねてきたイチローさんならではだと感じました。
また、その練習している姿を間近で見られるというのもとてもよい刺激になったのではないでしょうか。

他校も含めて今後の指導については未定ですが、イチローさんは「高校野球はめちゃくちゃ面白い。すごい興味がある」などと語っていたといいます。イチロー流の指導を受けた高校球児が今後多く見られるかもしれません。
そうなったらとても面白いことだなと思いました。

PAGE TOP